1970年、37年も前の未発表ライブ。わずか40分足らずのライブだけど、その荒々しく歌う存在感は今と変わらぬほど迫力を持って迫ってくる。クレイジー・ホースとの激しくギターを掻き鳴らす姿と、アコースティック・ギターとハーモニカで穏やかに歌う姿の2面を持つ彼を僕はどちらも好きだ。多くのニール・ヤングファンがそうだと思う。両面あるからニール・ヤングなのである。これはどうやら未発表シリーズ第1弾らしい。けど、40分ってあまりに物足らなさ過ぎる。そんなちょこまかとけちくさく出さずに20枚組とか思い切って出してくんないかなあ。(★★★★)